「緊急事態宣言特別枠の現状と公募要項」【中小企業診断士監修メディア:merumeta(めるめた)】

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緊急事態宣言特別枠は事業再構築補助金の枠のひとつ。2022年8月現在、申請することはできません。参考までに第5回公募の際の公募要項をご紹介します。なお最新の情報は中小企業庁などの公式サイトを確認してみましょう。

緊急事態宣言特別枠とは?

緊急事態宣言特別枠は、事業再構築補助金でかつて募集されていた枠のひとつです。2022年8月現在は募集されていません。最後に募集されたのは2022年1〜3月の期間で行われた「第5回公募」です。
緊急事態宣言特別枠は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で、深刻な影響を受けた事業者が対象となります。

事業再構築補助金の詳細や現在募集されている枠の種類について、詳しくは「事業再構築補助金の申請のポイント|申請の流れや枠の違いも解説」をご覧ください。

緊急事態宣言特別枠の公募要領

現在は募集されていない緊急事態宣言特別枠。事業再構築補助金の公募要項は、募集の都度変更されるケースが多いです。第5回公募の緊急事態宣言特別枠の公募要項を参考までに見ていきましょう。

今後緊急事態宣言が発出された場合は、それにともない再度募集が開始される可能性がありますが、公募要項の内容は同じとはかぎりません。申請する際は中小企業庁のWebサイトなどで最新の情報を確認してみてください。

緊急事態宣言特別枠の公募要領
緊急事態宣言特別枠の申請要件

通常枠の申請要件を満たし、かつ、緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛等により影響を受けたことにより、令和3年1月~9月のいずれかの月の売上高が対前年または前々年の同月比で30%以上減少している事業者
※売上高の減少に代えて、付加価値額の45%減少でも可
引用元:中小企業庁

緊急事態宣言特別枠の公募要領
緊急事態宣言特別枠の補助額・補助率

従業員数補助額補助率
5人以下100万円~500万円・中小企業等 3/4
・中堅企業等 2/3
6~20人100万円~1000万円
21人以上100万円~1500万円

緊急事態宣言特別枠の重要ポイントのおさらい

  • 緊急事態宣言特別枠は2022年8月現在募集されていない
  • 緊急事態宣言が発出されれば再度募集が開始される可能性がある
  • 募集ごとに公募要項が変わるので、都度確認が必要

緊急事態宣言特別枠は、事業再構築補助金を申請する際の選択肢としてかつて存在していた枠です。事業再構築補助金の枠について最新の情報は官報などをチェックしましょう。

経営の悩みや補助金の活用について、詳しく知りたい方はこちら

監修者

株式会社はじまりビジネスパートナーズ 代表取締役
中小企業診断士
白川 淳一

株式会社はじまりビジネスパートナーズ 代表取締役 ・食品メーカー 大手スーパー担当営業、商品の仕入交渉、輸入交渉、委託生産先の管理、子会社役員などライン~スタッフまで全般業務を経験 ・広告代理店系列 データ分析会社、消費者の購買データの分析、商品開発や営業向け用データマーケティングのコンサルティング

この記事を書いた人
箱田 かの

飲食業や小売業、ワーキングホリデーなどを経て、現在はWEBライター歴5年以上になりました。執筆経験のあるジャンルはIT系求人・アパレル・商品紹介メディア・自動車・金融など。 石橋を叩いて壊すほど心配症なおかげで身についたリサーチ力とネットリテラシーが今の仕事を支えています。趣味は音楽とお酒です。

参考リンク

中小企業庁担当者に聞く「事業再構築補助金のポイント」
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必須申請要件 | 事業再構築補助金
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